どうも!
オーストラリアでエンジニアをしているワタです。2020年4月のオーストラリアはコロナウイルスの影響でロックダウン中ですので、ここ1ヶ月間は会社に行かず家から働いています。エンジニアですので、リモートワークも全く問題なしです。
さて、今回は、読者の方から多く頂いた「DIVE INTO CODEというプログラミングスクールは評判良いみたいだけど実際はどうなのか?」という質問に回答していきます。
総合商社を退職後にフルタイムでプログラミンスクールにも通ったことのある現役のWEBエンジニアによる分析です。僕は、WebエンジニアですのでDIVE INTO CODEのWebエンジニアコースを分析していきます。
それでは、早速見ていきましょう!
Contents
DIVE INTO CODEのスクールの概要
まず、最初にDIVE INTO CODEのスクールの概要を抑えておきましょう。
ポイントをまとめると以下の通りです。
- ビジョン:「プロのエンジニアになるために挑戦する人が、チャンスをつかめる場をつくる」
- Web/機械学習エンジニアとして就職を目指す人を対象としたITエンジニア育成スクール。2015年10月よりスクール事業を開始
- 現在までに、約4,000名がセミナーやスクールを受講
- Webエンジニアコースと機械学習エンジニアコースを提供
- 年齢制限はなし。学生も、僕のような30代以上のおじさんでも受講可能。でも学割はない。
というように、大きく分けて、Webエンジニアと機械学習エンジニアを育てるスクールです。2015年と結構前から開校しています。
僕は、現役Webエンジニアですので、Webエンジニアのコースを分析していきます。
*新型コロナウイルスの感染拡大に伴う対応
2020年4月8日(水)以降に開講を予定しているコースは、オンラインで実施するようです。既に、「Zoomミーティング(会議に使われるアプリ。Skypeのような。)を活用して、通学時と変わらないサービス提供ができることを試験運用で確認済み」とのことです。
この記事を書いている時点では、公式サイト内の情報も全てはアップデートされていませんので気になる方は直接、無料カウンセリングで質問した方が良いでしょう。
DIVE INTO CODEのWebエンジニアコース
DIVE INTO CODEのWebエンジニアコースには、2種類あります。
- 就職達成プログラム
- ベーシックプラン
以下で、それぞれ解説していきます。
「就職達成プログラム」と「ベーシックプラン」の比較
まず、就職達成プログラムを見ていきましょう。
就職達成プログラムの特徴
- 「4ヶ月間フルタイム」または、「10ヶ月間平日夜と土日で学ぶパートタイム」のいずれかの学習形態を選ぶことができる。
- 事前テスト・面談 => 入門Term + 基礎Term + 就職Term(総学習時間720時間)=> 就職活動(アドバイザーつき)
- 入学金 ¥100,000 (税込)+ コース料金 ¥547,800 (税込)
次に、ベーシックプログラムを見ていきましょう。
ベーシックプログラムの特徴
- 6ヶ月間平日夜と土日祝で学ぶパートタイムコース
- オンライン受講も可能
- 面談 => 入門Term + 基礎Term(総学習時間378時間)=> アフターサポート
- 入学金 ¥100,000 (税込)+ コース料金 ¥327,800 (税込)
就職達成プログラムとベーシックプランの違いは、
就職達成プログラムのみ、事前テストと、就職Termというプラスアルファの学習範囲、就職アドバイザーによる就職サポートがついてくるということです。
価格差は約20万円ですので、就職を目指すなら間違いなく就職達成プログラムでしょう。ちょっとプログラミングを勉強してみたいという感じなら、ベーシックプログラムではなく、Udemyとかのオンラインコースで勉強する方がコスパいいでしょう。独学でフロントエンドエンジニアを目指したいのなら、【現役エンジニアによる】未経験からフロントエンドエンジニアへのロードマップもぜひ参考にしてみてください。
DIVE INTO CODEの評判
DIVE INTO CODEを卒業して現役エンジニアとして活躍している方には、40代で入学した方や、大学留年中だった方など、色々な方がいるようです。詳しくは、公式HP内の卒業生というセクションをご覧ください。
DIVE INTO CODEは受講生に事前学習を推奨
完全未経験からもちろん入校できますが、事前に予習をしてくださいとアドバイスしています。これは、正直で好感のもてるアドバイスです。中には、「完全未経験者歓迎、予習なしでOK」と、聞こえの良いことばかりを強調するスクールもありますので。
僕自身も、プログラミングスクールにほぼ0から入校して相当苦労しました。「少しでも予め勉強しておけば」と、何度も何度も思いました。スクールが開始した後は、忙しくて予習する余裕がないと思います。
このページ下の「Pre-learning」というセクション(スクロールしてかなり下の方)に事前学習にオススメの教材が載せてあります。僕も持っている書籍がいくつか紹介してありますが、未経験の方は、まずはprogateのコースからやりましょう。書籍は読み理解するのはかなり難しいと思いますので。
DIVE INTO CODEの事前テストとは?
僕は、まず事前テストのあるスクールの方が圧倒的に信頼できます。スクール側が「この生徒にはちょっとコースを修了するのは厳しいかな」と事前に判断した時には、生徒が無駄なお金を費やすリスクを減らしてくれます。スクールとしては、コース途中で生徒が挫折しようとも受講料は返還する必要はありません。大抵の返金保証、就職保証というのはコースの課題など含め全て修了することが条件となっていますので。
ですので、「事前テストあるの嫌だな〜」と悩むのはやめて、まずは無料カウンセリングでで「私は完全未経験なので、どんなテストで、どんな準備をしたら良いですか?」と直接質問しましょう。こういうテストは内容に変更があることが多いので、直接スクールに聞くのが一番です。そして、できる対策をして事前テストをさっさと受けましょう。ダメならダメで、自分には向いていなかったとわかるので、それはそれでOKです。次に進みましょう。
受講開始日よりも早めに申し込むとメリットあり
受講開始日よりも早めに申し込むと以下のような特典があるようです。
- 受講開始3ヶ月前よりオンライン学習サービス「DIVER」での学習が可能
- 自習室の利用はコース開始1ヶ月前より利用可能
となります。
例を挙げると、現在5月として、8月スタートのクラスに申し込むと、申し込んだ瞬間から、オンライン学習サービス「DIVER」で予習を開始できるというわけです。コロナウイルス の影響で外出自粛制限が出ている2020年4月現在でも、ありがたいサービスです。
そして、7月には自習室の利用も可能とのことです。家族持ちで家で学習できない方や、一人だと集中力が続かない方には、有用なサービスです。(*非常事態宣言中は当然使用できません。)
プログラミングスクールDIVE INTO CODE分析のまとめ
まず、DIVE INTO CODEの公式サイトの文章や、卒業生の声などから、このスクールは誠実だという印象を強く持ちました。サイトのデザインや、スクールの環境に派手さはありませんが、信頼できるスクールだと思います。
学ぶプログラミング言語も、世界のプログラミングスクールで採用されている言語と非常ににています。僕自身の通ったスクールでも、git, HTML、CSS、JavaScript、Ruby on Rails, SQL, Herokuを中心に学びました。ここと同じです。卒業後に、僕はJavaScriptを中心に書いていきたいと思ったので、JavaScriptを扱える会社に就職し、フロントエンドを中心に担当しています。ですので、フロントエンドを目指したいという方にとっても、Web全体を一通り勉強しておくというのは、その後のキャリアに大きく役立つのでオススメです。これを独学でやるのは、とても大変で時間が掛かってしまいます。
このスクールは、ちょっと違うなと思った方には、【現役エンジニアが分析】おすすめプログラミングスクール3社 でいくつかのスクールを分析しているので、よかったら参考にしてください。