「仕事が憂うつで朝起きるのがだるい」
「仕事が憂うつで日曜日の夕方にはいつもブルーな気持ちなる」
今日は、そんな方に向けて、憂うつな仕事に対する対処法をお伝えします。
僕も大企業の営業として働いていたサラリーマン時代には、たまに憂うつな気分になっていました。しかし、その後数回転職を経験し、エンジニアと働いている今は、全く憂うつな気持ちになりません。やっと自分に向いている仕事を見つけた気分です。
それでは、僕自身の経験を踏まえて、仕事が憂うつな人が取るべき行動を、具体的なアクションプランと共に解説していきます。
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仕事が憂うつだと感じている人はたくさんいる
読者の皆さんを安心させたいというか、あまり神経質にならないでいいですよ、という意味で、「世の中には仕事を憂鬱だと感じている人は、たくさんいる」という事実をまずは伝えておきます。
日曜日の夕方とかになると、「また1週間始まるね。。。週末を楽しみにして、一週間がんばろ〜」とか、口癖のように言う人が結構います。皆さんも、聴き慣れていませんか、このような言葉?これを「サザエさん症候群」と言うみたいです。
もしくは、週初めの月曜とか明らかに元気がないのに、木曜日あたりから元気になってくる人とか笑 いますよね?みなさんの周りにも?
ですので、仕事が憂鬱だからと考えこむのはやめましょう。そう思っている人は、実際のところたくさんいますし、思い悩んだとしても何も変わりません。行動してはじめて、あなたの状況と思考は変化していきます。
とはいえ、そうは言われても行動できない人が大多数だと思うので、今日は具体的なアクションプランもおりまぜて解説していきます。
なぜ仕事が憂うつなのかを一度考えて対処しよう【原因と対策】
当然ながら、仕事が憂うつな原因は、人それぞれでしょう。ここでは、「一般的な仕事を憂うつだと感じる原因」をあげ、それぞれの対策も考えてみましょう。
仕事での人間関係に問題がある
やはり人間関係が上手く行っていないと、仕事が憂うつになってしまいます。
仕事の業務自体は結構好きだけど、人間関係のせいで、仕事自体が憂うつになってしまうとは、よくあることです。例えば、上司とのソリが合わないで、毎日憂うつでしょうがないとかです。
また、性格的に人間関係を構築することが苦手、または、人と関わることが苦手なのに、営業をやっている人も少なからずいます。
自分の性格を変えることは不可能に近いし、向いていない仕事を続けることは相当なストレスになるので、無理に慣れようとするのではなく、仕事を変えるべきでしょう。
人と関わらない仕事については、人と関わらない仕事をしたいのならスキルが身につく仕事を選ぶべしで解説していますので、参考にしてください。
実はブラック企業で働いている
ブラック企業で働いているのに、自分では気づいていないと言うのは、よくあるパターンです。なぜなら、ブラック企業で働いている人の周りには、ブラック企業で働いている人が多いので、「ブラック企業の職場環境を普通なんだ」と勘違いしてしまうからです。
以下の問いを、少し考えてみてください。そこそこ名の知れている有名企業でも、実態はブラック企業であると言うのはよくあることですので、その点には十分注意してください。
- サービス残業していませんか?
- 残業したら、残業代は出ていますか?
- 有給休暇はちゃんと消化できていますか?
少しでも心当たりがあれば早めに転職することをオススメします。
一従業員が、企業全体の体質を改善しようとするのは、ほぼ不可能でしょう。初心者向けの転職のヒントと、オススメの転職エージェントは、【失敗しない】おすすめ転職サイト・転職エージェント3選で解説しています。明日からではなく、ぜひ今から行動してみてください。行動のみが、あなたの人生に変化を生み出します。
毎日の通勤が過酷すぎる
「仕事はそんなに憂うつでもないんだけで、通勤が辛すぎる」と言うなあなたは、今すぐに何かしらの行動を起こすことをオススメします。通勤にあなたの体力と人生の貴重な時間を使うのは残念すぎます。
「通勤だからしょうがないや」と思考停止せずに、ぜひ何かしらのアクションを起こしてみてください。通勤時間を減らすヒントは、無駄な通勤時間を最小化せよで詳しく解説しています。
新人、新入社員は数ヶ月は我慢してみる
何をやるにも最初は大変です。転職して、その会社ではまだ新人だったり、新入社員で毎日が新しいことの連続で少しプレッシャーを感じ、憂うつな気持ちになるのは普通なので心配しなくていいでしょう。
しかし、それが数ヶ月経っても改善されないのなら、転職を考えてもいいでしょう。その仕事が自分に向いていない可能性が大いにあります。
昔は、最低でも3年は我慢しろという言い伝えがありましたが、3年間も自分に合っていない仕事で苦しむのは時間の無駄だし、もったいないと僕は思います。まずは、いまの自分にどんな機会があるか、確認することから始めましょう。詳細は、【失敗しない】おすすめ転職サイト・転職エージェント3選で解説していますので、参考にしてください。
とはいえ仕事にワクワクしている人もいる
多くの人は仕事を憂鬱だと感じていますが、中には、仕事を憂鬱だと感じていない人がいるのも事実です。
これは僕の感覚ですが、ある組織の中で仕事にワクワクして取り込んでいる層は、全体の10%ぐらいかなと思います。これは、中小企業やブラック企業だけではありません。一流企業だと言われる総合商社にだって、仕事をだるいな〜とか、憂鬱だな〜と思いながら仕事をしている層は、普通に存在します。こう言う会社の中でも、情熱をもち仕事をしているのは10%ぐらいかな〜と言うのが、僕の感覚です。よく80対20の法則(パレートの法則)がどうだとか言われますが、僕はこのケースではもっと偏りがあるかなと感じます。
僕も実際に、エンジニアになる前は、海運、総合商社で仕事をしていました。そして、当時僕が憂鬱に感じていたことは、仕事というよりも5時以降の付き合いです。クライアントとの飲み会ならまだしもです。お客様は大切なので。体を張って、明け方まで頑張りました。
しかし、僕が納得していなかったのは、社内での飲み会です。数時間ならまだしも、これまた明け方まで続きます。社内です、仲間です。「こんなに体力を消耗する飲み会で親睦を深める必要があるのか」と毎回疑問に思っていました。
少々話はそれましたが、ワクワクする仕事を見つけるのは難しいのです。多くの方が、新卒一括採用が採用され、長い間、一つの会社で働きます。普通に考えれば、一発で自分に合った仕事を見つけるなんて不可能に近いでしょう。
ですので、転職を何度か経験していく中で自分にあう仕事を見つけていこうぐらいの気持ちで良いのではと、僕は思います。
憂うつな仕事に対する一時しのぎの対処はお勧めしない
仕事が憂うつだからと言って、以下のような一時凌ぎの快楽を味わうような対処法はお勧めしません。なぜなら、これらは、根本的な解決に至らないからです。
- 週末の飲み会を楽しみに今週の仕事を乗り切ろう
- 来月の休暇を楽しみにして今月の仕事を乗り切ろう
楽しみにするのはいいですが、その楽しみが過ぎ去った後はどうしますか?また、仕事が憂鬱になるのでないでしょうか。
休暇などの娯楽とは別にして、仕事は仕事で、憂鬱なものでなく、やる気、情熱がそこにあるべきだと僕は信じています。休暇が終わった後は、また憂鬱な気持ちになるでしょう。週末の終わりかけの日曜日の夜に、憂うつな気持ちになる人が多いのと同じ仕組みです。
考えてみてください、毎日8時間は仕事に時間を使うし、それ以外の時間も仕事のことを考えているでしょう。そうなれば、最低でも人生の1/3は仕事に影響されます。もっといえば、約8時間は寝ているので、残りは16時間です。つまり1日24時間の中で起きている時間の半分以上は仕事に時間を使い、仕事に影響されます。
その仕事がつまらない、やる気のない、憂鬱なものだったら、あなたの人生はどうなるでしょうか?一日の半分以上、人生の半分以上を費やしている仕事です。間違いなく、あなたの人格形成、人生の満足度に大きく影響してくるでしょう。
仕事人生を充実されることは、人生を充実されることに直結します。「仕事は憂鬱でつまらないものでいいや」と諦めないでほしいです。