【オーストラリア編】海外でのプログラマーの仕事内容とは

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緑に囲まれている会社

今日はオーストラリアでのプログラマーの仕事内容、働き方を紹介します。僕は、現在シドニーのスタートアップでフロントエンドエンジニアとして働いてます。オフィスが fishburners というコーワーキングスペース(約170社 在籍)にあるので、多くのプログラマーの方と知り合いました。

また、シドニーの General Assembly というコーディングのスクールを卒業したので、そこの繋がりからも情報を仕入れています。卒業生専用の slack channel があるので、そこに求人を載せてくれたり、技術に関する質問をしたりと非常に便利です。

それでは、項目ごとに紹介します!

転職が当たり前のオーストラリアの労働市場

転職活動

オーストラリアはシドニーの労働市場では、エンジニアでなくとも転職が非常に盛んです。エンジニア不足なので、エンジニアの転職は、特に活発ですが。

とくにキャリアの最初の若手の時期に3年も同じ会社にいたら、lazy 呼ばわれされます。

オーストラリアでは転職する度に給料をグーーんと上げていくイメージです。周りの友人を見ても意識高い系の人ほど転職の回数が多いです。一年働いて転職して年収100万円アップというのは結構普通だったりします。

オーストラリアのエンジニアの給料相場については、興味があれば下記の記事を参考にしてください。

海外エンジニアの年収とは(オーストラリア編)

日本では、10年で3部署を経験しよう!という大手企業もありますが、オーストラリアでは5年で3社以上を経験している人が沢山います。特にエンジニアは。

前者(日本の伝統的大企業)はその会社のプロを、後者(オーストラリア)は業務に関するプロを目指している点で、キャリアの方向性が大きく異なります。

日本で例えるのならば、ドコモで法人営業、その後KDDIで法人営業、その後外資IT企業での法人営業というように、営業のスキルを磨き、業界の知識を蓄えながら転職していくようなイメージです。

オーストラリアでは、日本のように、経理の人が突然営業にいくというような社内人事は、ほぼありませんし、無理です。日本のように未経験者大歓迎なんて会社は、ほぼないです。

新卒ですら、学生時代のインターンの経験(日本のように数週間とかでなく、数ヶ月とかしっかりした経験)などが求められます。

スタートアップで働くとは?

ありきたりなとこからいくと、プログラマーはもちろん私服にスニーカーで会社に来ますし、犬をオフィスに連れてくる人もいます。笑

founderの愛犬

founderの愛犬

クリスマス時期だったので、赤色のサンタ仕様の服をきています。

金曜は昼からビールを飲んだり、午後3時ごろからは卓球が始まり、四時ごろからは、プロジェクターを使ったテレビゲームが開始されます。よくも悪くも、本当に自由です。

雨が降ると、今日は特にmeetingもないので家で働くね!という人もいます。こいうのを見ていてると、日本人て本当に真面目だなーとつくづく感じますし、同時に技術の面では絶対に負けたくないと強く感じます。

日本ではスタートアップ(ベンチャー)は残業が過酷だというイメージがありますが、こちらのスタートアップの労働環境はすごくいいです。すでにオーストラリアで3社経験しましたが(それも一番下っ端のポジションで)、どこもとても働きやすい環境でした。

エンジニアを奴隷のように働かせるなんて噂もある日本のブラック企業のように社員を扱うと、オーストラリアの方々はすぐにやめますし、会社を訴えてきます。給料もスタートアップだから低いということはなく、その人のスキルと交渉次第です。こちらから給料を上げてやるというマインドをもち、何かのアクションを起こすことが大切です。

スタートアップと大企業との比較

スタートアップで働くことで大手企業と比較して劣るのは、オフィス環境がショボめなのと、会社がなくなる可能性が高いという点ぐらいです。

また、スタートアップは組織が小さい分CEOの性格に会社が左右されますので、そこは注意したいですね。

一方で、エンジニアに取って最も魅力的な点は、0からアプリケーションの開発に加われるチャンスが多く、最新の技術を使用して開発できることだと思います。

また、会社にちゃんとProduct Managerがいて、UXUIデザイナーがいて、エンジニアがいるというところは少ないと思います。

よく開発チームは5人のみ!というサイズのスタートアップもたくさんあります。よくあるパターンで、Product Manager不在、UXUIデザイナーはコントラクトで短期間だけ、エンジニアは長期で雇用という感じです。ですので、エンジニアでもデザイン的なことをやらされたり、ハンドライティングのデザインからフロントエンドのコードを書いていくとかもよくあります。この辺りを気にせずにやれないとスタートアップで働くのは大変かもしれません。

シドニー中心部にある公園

昼休みに20分間のパワーナップをする公園

デジタルエージェンシーで働くとは?

こちらのデジタルエージェンシーとは、クライアントのためにweb servie, web applicationをつくってあげる会社です。会社によっては、その後のマーケティング、さらにはオペレーションまで一貫して提供しているようなところもあります。

ですが、プログラマーの中で圧倒的に不人気なのが、この業界です。笑

先輩プログラマー曰く、最も残業が多くなりストレスフルなのが、この業界だそうです。

締め切りは、クライアントとの締め切りになるので、絶対的なものであり、締め切りに間に合わすために、汚いコードだけど動くからいいや、おわり!という感じで終わらせることも多々あるそうです。まあ、想像がつきますね。

そして営業側との軋轢も生まれやすいそうです。まあ、クライアントのためにweb serviceをつくっていくので、常に締め切りに追われるのは避けられないでしょう。また、納得のいかないテクノロジーであっても、クライアントが使いたいといえば、それを使うしかない状況もよくあるようです。好きな技術を選定してとか、悠長なことを言ってられないケースが多いことが容易に予想できます。

一方で、嫌でもいろんな技術を使う必要もあり、精神的にも時間的にも追い込まれるので、若手が成長するのには良い環境だとも、よく言われます。

私はビビってますので、今の所この業界は避けていますね。。。

大企業で働くとは?

ここでいう大企業とは、オーストラリアで言えば、 Commonwealth bank(大手銀行)、  NAB(大手銀行),  AMP(金融サービス)、News Corp(メディア)、Qantas(航空)、Domain(不動産)などです。

こちらの大企業で働けば、綺麗なオフィスで高級なチェアーに座りコーディングができます。シドニーは、プログラマーが足りてないので大手企業も優秀なプログラマーたちの気を引こうと必死です。クールなオフィスに、フリーの朝食、フリーのコーヒー、大きなソファーにプレステを設置していたりと。

なんとシェフまで雇いランチを提供する企業すらあります。日本にも進出しているCanvaとか。Canvaは、まだスタートアップというのかもしれませんが?

昔は、これらの大企業で働けばやはり残業など結構あったようですが、今は、ほとんど5時ピタで帰るそうです。

下の写真は、ここ10年で急成長したemail marketingの会社です。ここで、よくSydney CSSというイベントがあって、その時の写真を紹介します。これが、オフィスです。

無料のフードを食べまくっているのが、同僚です。

レストランではなくて、オフィスの中にあるオープンキッチンエリアです。

レストランではなくて、オフィスの中にあるオープンキッチンエリアです。

また、若手へのトレーニングなどが充実しているのも大企業の方です。資金も人員もスタートアップに比べれるとかなり余裕があるので、ジュニアのために、毎週シニアとのペアプログラミングをしている企業もあるようです。こういうの羨ましすぎます。また、大手は年間3000ドルだったりの教育予算が社員にあてられますので、パートタイムのコースなどに、この予算を使用することができます。

広々としたオフィス

広々としたオフィス

まとめ

今は少しづつ変化しているとは言え、日本では多くの方々が大企業で働くことを希望しているように感じます。就職倍率を見れば、その傾向は明らかです。それは、大企業と中小企業では、給料、福利厚生などの差が圧倒的だからだと思います。

日本では大企業で働いているだけで、銀行からも信用を得やすいですし、家族、友人からも、大手じゃん!すごーい!と言われたりします。新卒で運よく大企業に入っただけの差かもしれません。

しかし、こちら海外オーストラリアではそんなことはありません。

モダンプロフェッショナル

だれも企業名など気にしないし、仕事の話をしていると、どこで働いているか、ではなく、どんな仕事をしているのかと、その仕事が好きかどうかを聞かれます。これも、日本とは違いオーストラリアでは転職が普通であり、その会社で一生働くぞ!という考えがないことも一つの要因だと思います。この辺り、個人のスキルをシビアに求められるなど厳しい部分もありますが、私はオーストラリアの働き方の方が合理的だと思いますし、企業にとってもあるべき姿なのではと感じます。

日本もいずれは、米国、オーストラリアのように労働システムになるとは思いますが、その日が早く来ることを願うばかりです。

もう、すぐそこまで来てますね。

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