この記事を書いている2020年3月6日現在、世界中で新型コロナウルスの感染拡大が懸念されています。そんな中での、シドニー国際空港の様子、 JALのシドニー発東京成田便の搭乗率は、どんな感じなのかをお伝えします。
今後旅行などの予定があり、中止にするかどうか迷っている方の参考になればと思います。
日本での騒動に遅れて、オーストラリアでも、必要以上にメディアが煽りすぎて、スーパーのティシュや、ライス、パスタは品切れ状態です。若干パニックになっている人々もたくさんいるようです。
【3月6日】シドニー国際空港の様子
平日金曜日の、朝の8時ごろに到着しましたが、いつもよりは、少し空いてるかなという印象でした。決して、ガラガラという感じではありません。
日本人の高校生か大学生の団体の方々もみかけましたので、皆さん結構普通に旅行されてるいようです。
カンタスファーストクラスラウンジの様子
こちらも、いつもよりは空いていましたが、それなりに利用客もいました。
オーダー形式の食事のサービスなども、いつも通りで、大変快適な時間を過ごすことができました。
カンタス航空のシドニーファーストクラスラウンジのレビューは、シドニー国際空港 カンタス航空インターナショナルファーストラウンジ で詳しく紹介しています。ここのラウンンジは素晴らしいです。
JALシドニー発東京成田便の搭乗率
空港は意外に混んでましたが、日本はダイヤモンドプリンセスのこともあるし、日本行きの飛行機は、ガラガラだろうと個人的には予想していました。しかし、意外にも搭乗率は、50%ぐらいかなという感じでした。
エコノミークラスが1番混んでいて、搭乗率60%ぐらい。
ビジネスと、プレミアムエコノミークラスが、搭乗率30~40%ぐらいといった感じです。企業が、海外出張を禁止している影響でしょうか?
今回は、プレミアムエコノミークラスでしたが、3列シートに、僕一人でした。
日本人の方は、いつも通りマスク着用の方が多かったですが、それ以外の方はほぼ未着用でした。
空席だらけでもアップグレードはされません
新型コロナウイルスの影響で飛行機は空いてるだろうから、ビジネスクラスにアップグレードされないかなーという淡い期待は粉砕されました。
どうやら、基本的には、自分の予約してしたクラスがオーバーブッキングで満席の時に、上位のクラスに空きがあれば、上級会員の方からアップグレードされるようです。
つまり、今回の搭乗では、僕の予約していたプレミアムエコノミークラスに空きがある時点で、無償のアップグレードは起きないということです。ビジネスクラスに空きがあろうがなかろうが関係ないようです。
まとめ
テレビや、YouTubeなどのメディアでは、視聴率稼ぎのためにあえてコロナウイルス関連のネタで大騒ぎをしているプログラム、チャンネルも多々ありますが、現実の社会は、まだ落ち着いているし、旅行している人はしています。
もちろん、感染を拡大させないためにも、症状のある方、体調の悪い方は、家で休むべきでしょう。
しかし、必要以上に、旅行や仕事などの経済活動を停止してしまうと、倒産、リストラなどが加速して、別の問題が生じる可能性があります。感染症対策以前に、仕事がなくなり普通の生活がままならない状況になるかもしれません。現に、コロナウイルスの影響で、社員を無給で休ませている会社、倒産した会社も多々あるようです。
とりあえず、誰もが確実にできることは、「手洗いうがいを徹底する。体調が少しでも悪いなら、家で休む。」といったあたりでしょうか。