【元社員による】川崎汽船で働くとは【まとめ】

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今日は、海運、川崎汽船を紹介するシリーズとして、最後に働いてみて感じたことをざっくばらんに書きたいと思います。

元社員による川崎汽船の紹介シリーズは、以下のような構成となっています。

      1. 【元社員による】川崎汽船で働くとは【シリーズイントロ】
      2. 【元社員による】川崎汽船で働くとは【業務内容】
      3. 【元社員による】川崎汽船で働くとは【同期入社の仲間達】
      4. 【元社員による】川崎汽船で働くとは【年収と福利厚生】
      5. 【元社員による】川崎汽船で働くとは【まとめ】(このページです。)

川崎汽船は人間らしい温かい人が多い会社

他の会社の友人とか、取引先の人によく言われる言葉です。

ビジネスを行う上で、この温かい人間性をどう評価するかは、人それぞれでよいと思いますが、私は筋の通った人間らしい人と仕事をしたいです。

よく一般的な意見として、働ける相手は選べないので誰とでも上手くやる能力が大切だといいます。たしかに、その能力は素晴らしいですね。

しかし、人はどうしても許せないとか、自分の信条と違いすぎると思えば、人事に相談する、会社を去るという決断もありだと思います。この人とは無理だというのは人間ならば、あると思います。

実際に、高給で知られる船会社でも商社でも精神的に限界がきて鬱状態になった人は一定数存在します。その方々を引き受ける部署も存在します。

私は上司、チームの先輩に本当に恵まれていたと思います。 割とストレスの少ない社風が、川崎汽船の社員の人間らしさをキープしていると言えるかもしれません。 暖かい人は多いですが、課長や部長の性格により、体育会気質のチームとなることもありますし、私も一時期経験しましたが、数人対:1で、毎日詰められるとなかなか厳しいものです。

喧嘩のような議論もたまにはしましたが、この経験は個人の精神力を鍛えてくれた良い機会となりましたし、それを若手の教育だと考える人もいるということを実際に知れた、貴重な経験となりました。

しかし、喧嘩のような言い合いをしている時に、人間は、相手を負かすこと、説き伏せることに集中して、肝心な問題の本質を見失っていることがほとんどです。つまりこれは非効率で、ほとんど意味のない議論をしているだけです。ここは、チームを率いる立場となった時には、特に意識しておきたいです。なぜなら、多くのチームで未だにこのような方法で若手を教育しているからです。これは、教育とは違う気がします。

 

大切な同期、先輩が出来た

これがやはり一番です。新卒で入る会社には、趣味嗜好が近い人が多いと思います。そして、多くの時間を過ごして親友をつくる絶好の機会です。他の部署に気軽に質問できる同期がいることは、仕事をする上でも、お互いを大いに助けてくれます。

私も付き合いの良い方ではありませんが、同期だけは大切にしてください。

 

サラリーマンの仕事がどんなものか知ることができた

歴史のある伝統的な日系企業が、どうようにビジネスをしていくのかということを知ることができました。

飲み会、接待ゴルフ、どう振る舞えが役職のついたおじさん達は喜ぶのか、また、東京でのサラリーマン生活とはどんなものか、ということも経験できました。

数年も働いていたら、特に年功序列が色濃く残る日系企業の場合は、十年後に自分がどうなるのか、会社の先輩を見れば結構リアルに想像できるようになります。これぐらいの役職で、これぐらいの給与で、こんな感じの生活をしていくのだろうと。 日本と、海運業界の状況からすれば、今の若手が今会社で見ている先輩の年次に到達したときには、事業環境はさらに厳しく、給料等の面でも今の先輩達の待遇よりも良い方に振れることはないような気がします。

まだ、離職率は少ないですが、実際には悶々としている社員も多いのが事実です。これは、実際、川崎汽船のみならず、どこの組織でも見られることでしょう。時代の変化です。

そして、最近は若手も徐々に転職、海外で勉強したいなどの理由で会社を去っているようです。一昔前は考えられなったそうです。

取引先の大手製紙会社のベテランの方にも、

船会社さんいいよね(おそらく待遇のこと)、俺も転職するなら船会社さんに行きたいよ。

こちらシドニーにきて転職の面接をしていた頃は、某物流大手のシドニー総支配人の方から、

私の学歴では船会社には到底はいれなかったから、今の物流会社にはいったよ。船会社さんて少数精鋭だよね。何でやめたの?

少数なのはたしかですが、精鋭かどうかはわかりません。

また、冗談でも、こういう言葉をその会社の総支配というトップにいる方から聞きたくありません。

 

やはり伝統的な日系企業である

伝統的な日本企業です。

年功序列です。30代、40代の役員などいません。そして、基本的に首になりません。どんなにのんびりと仕事をしていようが、年収1000万円には届きます。その他の福利厚生も充実しています。交通費全額支給、家賃補助など他にも多々あります。この生き方を好む人もいるでしょう。

今、海外で非日系企業で働いていますが、基本的に、交通費とか家賃の補助はありません。年俸でこの金額ね、以上という感じです。いつ首になるかわかりません。首になった話は、よく聞きます。

プログラミングスクールのクラスメイトも半年で2度解雇されていました。会社の予算の都合かもしれないし、ただ人間的な相性の問題かもしれません。毎日、怯えながら仕事をしないといけないかもしれません。特に、今の私のようなキャリアチェンジをしたばかりの下っ端はいつ首になってもおかしくないです。

最近日本の年功序列や新卒一括採用がより一層話題となっていますが、日本の新卒一括採用という仕組みは、一度入ってしまえば、定年までご飯を食べれるという意味で、人によっては非常にありがたい制度かもしれません。実務経験のない状態でも、この学生は優秀だなと評価され、一度、海運、総合商社などに入れば、年収1000万は余裕で超えるわけで、基本的に首にならないわけです。これはひとによっては、最高の環境でしょう。

じゃ、どちらがよい!とかいう問題ではありません。あなたがどのような人生にしたいかという問題です。

自分の人生ですので、自分で考えて自分で決めることが、なによりも大切です。

 

まとめ

上記のようにざっくりと書きましたが、この会社に新卒で入社して本当によかったと思っています。業界の知識などは、今のエンジニア としての仕事では活かせませんが、日本の会社がどのように機能しているのかを実際に知れたことは貴重な経験でした。

会社の皆様、特にチームのメンバーの方々には感謝しております。

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