今回はシドニーの西、Auburnにいってきました。Strathfieldよりも更に西です。Auburn駅から徒歩3分程度の所に、こちらのレストランはあります。私は初めてこの地域に行きましたが、なんというかシドニーという雰囲気ではないです。エジプトでみた大きなナン?だけを売っている店とか、ありました。中東の雰囲気があります。
また、メインの通りはケバブみたいな感じの店がたくさんあり煙ってました笑。異国のイスラム文化を味わうことができますので、このあたりを散策するだけでも面白いと思いますよ。
他にも、トルコのデザート屋さんとかシドニーCBDでは味わえない料理を存分に味わうことができます。これが、シドニーの良さだと感じる今日この頃です。
概要
今回訪問したこの店は、ハラルフードのお店です。
まず、ハラルフードとは、何かとなります。
ハラルフードとは、
- イスラム教における食べて良い食品のこと。
- 豚由来の成分を含まないもの(エキスとかも含まない。豚肉を調理したことのある場所で、料理するのもダメ。)
- アルコールを含まない。使用していない。
- 豚以外の他の肉でも、イスラムの教えに則った方法で加工処理されたもの。
ということです。
ちなみに、この店はハラルフードでも、中国のハラルフードだそうです。中国のノースウエスト地方にはムスリムの方々が多く住まれていて、そこの料理だそうです。だから、所々でなんか中華に似ているなと思うことがありました。下の写真の麺とか。東京の新橋で食べていた刀削麺にそっくりです。当時の先輩の大好物でした。
料理、ドリンク
メニューには、ラムの丸焼き、240ドルとかもありました。気になります。
今回注文したものは以下のものです。
こちらは、ラムを煮込んだものです。インドのカレーに近いですが、そこまで重くなく、日本人も好きだと思います。周囲にあるナンのようなパンをスープにつけて食べます。
こちらはチキンの煮込みです。下に麺があります。刀削麺をご存知でしょうか?それですね。もちもちの厚めの麺です。味の説明はムズカしいですが、山椒がきいていて、独特の美味しいスープでした。完全にはまりました。この味は、他で食べたとのない味です。絶対に注文することをお勧めします。
お店の雰囲気
日曜の夜に行きました。お客さん回転が速い印象でしたが、店内は静かで、ゆっくりと食事できる雰囲気です。お酒がない分、長居するお客さんも少ない印象です。
ポイント
ムスリム系のお店ですので、アルコールの持ち込みは厳禁です!注意してください。
西に住んでいない方には、遠いですが行く価値があります。このレストランの料理も、もちろん美味しいですが、その周囲の街並みの雰囲気を感じるだけでも面白いです。
そして、日本人には作れない料理だと思います。お酒が飲めなくてもまた行きたいなと思わせてくれるハラル料理でした。
ちょっと郊外に行くだけでこんな異国の雰囲気、料理を味わえることがシドニーの良さだと痛感したディナーとなりました。
評価
コスパ: 6/10
雰囲気: 6/10
アクセス: 5/10
サービス: 5/10
合計得点 29/50
店舗情報
- 住所:105 Rawson St, Auburn NSW 2144
- TEL:0296499085
- 営業時間:平日 5pm to 9pm、金土日 11:30pm ~ 9pm.
- お酒の持ち込み禁止ですし、もちろん店内での提供もありません。