今日は、「仕事のストレスで悩んでいる方」に向けて、ストレスへの対処方法と、今すぐ出来るアクションプランを提案します。
人口もますます減少し、大企業のリストラも話題になってきた現代の日本社会では、多くの方が仕事のストレスを抱えているでしょう。この記事で、仕事のストレスでいき詰まってる方が、少しでも前に進めれば幸いです。
Contents
まずは「仕事のストレス」の原因は何か考えてみよう
仕事のストレスの原因がわからないと、ストレスに対処するのも難しくなってきます。焦らずに、紙に書き出してみるのが良いかと思います。頭の中で考えても、ストレスがかかっている状態では、うまく整理できないものです。 例えば、自分では、ストレスの原因は仕事にあると思っていても、実はストレスの原因は、家庭とか、他の場所にあるかもしれません。
原因がわかったら対処方法を考えてみましょう。自分で判断できなければ、カウンセラーや信頼できる友人などに相談するのも一つの手です。
これ以降では、一般的な仕事のストレスの原因と、その対処方法を解説します。
1. 上司などとの人間関係がストレスの原因であるケース
多くの仕事のストレスの原因は、人間関係でしょう。それは、部署の上司かもしれませんし、先輩かもしれません。
「社会人なのだから、理不尽なことなんて当たり前だ。我慢しろ」と言われるかもしれませんが、理不尽が度を超せば、それはパワハラでしょう。どこが境界線なのかとても曖昧なものです。
日本でも海外でも正社員として働いた経験のある僕からすれば、日本人は我慢し過ぎているように感じます。ですので、我慢し過ぎて体調を崩さないように注意してください。
ストレスの原因である人間関係が、まだ数週間とか短い期間であれば、今後改善する可能性はあるかもしれません。しかし、その人間関係がすでに長期間に渡っているのなら、改善するのを期待するよりも、人事に他部署への移動をお願いするとか、それが厳しそうなら、自分で転職する方が良いでしょう。人の性格、人との相性を変えるのは、非常に難しいものです。
2. パワハラ、セクハラがストレスの原因
パワハラ、セクハラが原因の場合には、あなたに非は全くありません。パワハラ、セクハラをしているやつ、そして管理不足の会社に責任があります。可能であれば、他の被害者を集めて、複数人で人事に相談しましょう。複数人であれば、会社の人事も早急に動き出すと思います。
一方で、パワハラ、セクハラが蔓延しているような会社の人事をどこまで信用して良いものか不安です。こういう時には、各都道府県の労働基準監督署や労働局内に設置されている『総合労働相談コーナー』に相談に行き、どう対処したら良いか専門的なアドバイスをもらいましょう。
数ヶ月も仕事のストレスで悩んでいるのならすぐに転職活動を開始しよう
すでに数ヶ月も仕事のストレスで悩んでいるのなら環境(仕事)を変えるべきでしょう。「環境を変えたことで、一気にストレスがなくなった」と言うのもよくある話です。
金銭的な理由で、今すぐに会社をやめることが出来なくても、転職活動を開始することはできるはずです。まずは、転職サイト・転職エージェントに登録することから始めましょう。ちなみに、転職エージェントのサービスは全て無料です。彼らは、人材を紹介した企業から報酬をもらいますので。
自分で行動を起こして、現状を変えていきましょう。
退職を期に新しいスキルを身に付けるのもあり
現在の仕事内容、年収に満足しておらず、さらにストレスまで酷いのなら、これを期に新しいスキルを身に付けるのも一つの選択肢でしょう。
僕自身は、商社の営業からプログラマにキャリアチェンジしたので、プログラマは自信を持っておすすめできる仕事です。転職のしやすさ、年収の高さ、働き方、どれもとっても僕は満足しています。興味がある方は、まずはお金を掛けずに、無料カウンセリングなどに参加し、キャリアアドバイザーに相談してみると良いでしょう。エンジニアの僕が分析したおすすめできるプログラミングスクールは、【現役エンジニアが分析】おすすめプログラミングスクール3社で紹介しています。
数ヶ月、出来れば半年は暮らせる程度の貯金は持っておこう
「若い時は、貯金なんてするな、自己投資だ、経験だ」というおじさん達は多いですが、僕はそう思いません。日本がどんどん成長し、会社にくっついていれば給料もどんどん上がっていくような時代は、とっくに終了しています。
僕は自己投資は大切だと思いますが、ある程度の貯金は持っておくべきだと思います。急に何か思いついて、行動したくなったとしても、お金が無くてすぐに行動に移せないとなると悲しいです。
貯金があれば、すぐに会社を辞めるなどの選択肢を取ることも可能になり、かなり心に余裕が出てくるはずです。今、貯金が0の人は、ぜひ貯金を作り金銭的な余裕も持ちましょう。それが、精神的な安定へとつながるはずです。
「短期的な仕事のストレス」を発散する方法
1.運動をする
ストレスを感じているときには、そのことばかり考えていないでしょうか?上司との関係がストレスの原因である場合には、その上司のこと、仕事のことばかり考えてしまうものです。
そう言うときには、騙されたと思ってとりあえず運動してください。
最近の研究では、ヨガやストレッチなどの軽い運動でも効果があることがわかっています。
しかも10分程度での短い運動でも効果が得られるようです。
食べすぎたり、飲みすぎたりしてストレスを発散するのではなく、是非とも運動をしてストレスを発散してください。お金も掛からず健康的で、最も効果のある方法だと思います。
2.信頼できる友人、家族に相談する
信頼できる友人、家族がいるのならば、是非とも相談してください。大抵の場合、解決策は提示してくれませんが、話すだけで、気持ちをシェアするだけで、少しは楽になるはずです。
3.毎日朝日を浴びよう
朝、しっかりと太陽の光を浴びましょう。朝10分早く起きて公園とか家の周りを歩くだけで大丈夫です。ありきたりですが、実際にやっている人はどれだけいるでしょうか?ちなみに、太陽の光を浴びることによるストレス解消の効果には、科学的なエビデンスがあります。
太陽の光がストレス解消にきく仕組みを少し説明しておきます。
太陽の光を浴びることで、脳内に「セロトニン」という物質が分泌されます。「セロトニン」には、心をポジティブにし、自立神経を整える効果があり、これがストレスを緩和してくれます。ちなみに、うつ病の治療にも、セロトニンを増やす薬が使用されます。
「慢性的な仕事のストレス」を解決する方法
仕事のストレスが数ヶ月間に渡っているとか、長期化している場合には注意が必要です。長期化、恒常化している物を、改善するのは非常に難しいものです。苦しければ、すぐに辞めて休むことを検討しても良いと思います。
金銭的な理由などで、どうしても仕事を続けないといけないのなら、すぐに転職活動を開始するべきでしょう。令和時代の大リストラも話題になっていますが、一方で、多くの分野で人材が不足しているのも事実ですので、まずは転職エージェントに登録し、どんな機会があるか確認してみると良いでしょう。失敗しない転職のコツ、転職エージェントは【失敗しない】おすすめ転職サイト・転職エージェント3選で解説しているので、参考にしてみて下さい。
まとめ:仕事のストレスを解消するには何か行動を起こすべき
仕事のストレスがきついという方は、どの方法をとるにしろ、自分で何かしらの行動を取ることが大切です。転職活動を開始する、家族友人に相談する、生活を見直してみる、第三者機関に相談するなど、ストレスの原因である仕事を辞めてみる、自分ができそうなものからでいいでしょう。
読者の方々は、体を壊すほど頑張りすぎないように注意してください。仕事をやめるという選択肢を取ることも、立派な行動だと思います。