今日は、プログラマーが年収をあげていくために大切だなーと身を以て感じたことを紹介します。私は、オーストラリアのシドニーでプログラマーとしての転職を数回経験していますが、これはオーストラリアだけでなく、世界共通で大切だろうなと感じています。
前提条件
まず、前提として技術力を上げていく、というようなことは省略します。そりゃ、高い技術力があるプログラマーに越したことはないからです。
そして、天才プログラマーの方々は引く手数多だろうし、違う使命があると思いますので省かせていただきます。
未経験からプログラマーを目指す方、若手プログラマーの方の参考になればと思います。
プログラマーに高い報酬を出す国に移住する
どの業界で働く人の給料が高いのかは、国によって違います。
最近は少し改善傾向にはあるようですが、世界的にみて、日本のプログラマーの給料は低いと言われています。逆に、日本では、商社、海運などの貿易業は高給取りだと言われています。
世界でプログラマーに高い報酬を出す国は、ざっくりと、アメリカ、欧州の国々、カナダ、オーストラリア、ニュージーランドです。興味のある方は、ネットで検索してみてください。
スキルを上げていくのには、それなりの時間がかかりますが、国を移動することで、一気に年収を上げることは可能です。
積極的に転職する
国を移動するのは、確かにハードルが高いと思います。日本を出たくない!という方もいるでしょう。ならば、転職はどうでしょうか?
私は、転職がもっとも現実的で効率的な年収を上げる方法だと思っています。
同じ会社で、どんなに頑張ったとしても、一年で上げてくれる年収は、よくて10%ぐらいではないでしょうか?よくてです。5%ぐらいの人も、いくらでもいるでしょう。0の人もいるでしょう。
しかし、転職をすれば、20〜30%の年収アップは結構普通です。年収500万円だとすれば、年収650万円へのアップです。その一年後にまた転職すると、年収850万円まで届きます。これは、普通に達成可能な数字だと思っています。
また年収を上げる目的の他にも、転職を進める大切な理由があります。
シドニーだと転職は当たり前ですが、日本だと、業界によっては、身近でないかもしれません。依然として、終身雇用だと言っているような会社もありますが、いずれ維持できなくなるでしょう。
そうなった時に、新卒から10年間、一つの会社でしか経験がないと、その後転職しないと行けなくなった際に、かなり苦労することが予想されます。新しい会社のカルチャーへの適応という面でもそうですが、新卒から10年間働いた会社で、どこまで意識して業界のポータブルなスキルを磨くことができていたかが重要になってくるでしょう。
一方で転職を経験していたら、転職の度に業界の必要なスキルを意識させられます。
簡単に言えば、10年間に3度転職していれば、3度自分のスキルのレベル、方向性を見直すチャンスをもてるが、転職しなければ、それが0ということです。
需要の高いプログラミング言語の実務経験を積む
これも転職を進めることとリンクしてきますが、10年も同じ会社にいると、その会社で使用しているテックスタックが、実は錆びれてしまっているという可能性が高いです。
当然の事ながら、需要の高いプログラミング言語というのは、変わっていきます。今、フロンエンドプログラマーの世界では、React、 Redux、 Graphql、 Typescritpt、Angularあたりの需要が圧倒的ですが、3年前は全く違う世界でした。
linkedinなどのソーシャルプロフィールを整える
linkedinなどのソーシャルプロフィールを次に就きたいポジションを意識してアップデートしておく事で、リクルーター、人事の担当者からお仕事の紹介を頂けます。
シドニーではlinkedinが圧倒的ですので、私はこれしか使っていませんが、毎日のように仕事の紹介メールが届きます。シドニーだけでなく、海外からも頂けますので、linkedinは必ず使ったほうが良いと思います。
まとめ
以上、私が未経験からプログラマーになり、数回転職を経験したなかで大切だと思ったことをまとめました。
読者の方の参考になれば嬉しいです。
何か質問があれば、お気軽にどうぞ。